第55回東京六大学対校陸上競技大会(4月9日)

シーズンの幕開けを飾る東京六大学対校陸上競技大会は、一昨年中止、昨年無観客開催のあとを受け、有観客で開催された。10ぶりの総合優勝をめざした早大は、フィールド種目の健闘があったものの、長距離の陣容がそろわず、法大の9連覇を許す結果となった。長距離は各種目1選手しか出場しない(できない)という寂しい大会だった。その中で、今大会唯一の大会新をマークし、MVPに選出された菖蒲敦司(扉の写真)のラストの切れが光った。(於:慶應義塾大学日吉陸上競技場)

男子総合順位 ①法大、②早大、③慶大、④立大、⑤東大、⑥明大
女子総合順位 ①慶大、②早大、③立大、④法大、⑤明大、⑥東大

●800m決勝
1着 高橋 創(東大)1分51秒53
2着 筒井航佑(スポ科2。時習館)1分52秒38(自己新)
3着 近藤 亨(明大)1分52秒47
7着 石塚陽士(教2・早実)1分54秒86

東大の高橋(左の写真、先頭)がスタートから飛び出し、そのまま逃げ切った。明大・近藤と早大・筒井(左の写真3番手)は、2、3着争いのデッドヒートを繰り広げ、筒井が競り勝った。石塚(右の写真)は、個人選手権1500mに向けての「足慣らし」だったか、800mのペースにはついていけず、7着。

●1500m決勝
1着 菖蒲敦司(スポ科3・西京高)3分46秒91(大会新)
2着 近藤 亨(明大)3分47秒45(大会新)
3着 馬場勇一郎(明大)3分52秒34

14着 坂本達哉(教3・淑徳巣鴨)4分05秒09(オープン)

左の写真は前・菖蒲、後ろ坂本。右の写真はラスト220m、30m先行の明大・近藤を猛然と追い込み、胸のすく切れ味で逆転した(自己記録3分46秒01に及ばなかったものの大会新記録)。

●5000m決勝
1着 内田隼太(法大)14分03秒62
2着 伊藤大志(スポ科2・佐久長聖)14分18秒91
3着 松永 怜(法大)14分22秒16

長距離陣の中で、孤軍奮闘の感すらする伊藤。トラックレースの駆け引きになれないためか、法大・内田の巧みなレース運びに「やられた」。

●3000mSC
1着 内田賢利(立大)9分03秒08
2着 中園慎太朗(法大)9分06秒20
3着 北村 光(スポ科3・樹徳高)9分13秒84

序盤スローで入ったが、2000mで立大・内田(写真先頭)が飛び出すと、北村(2番手)はついていけず、最後は大きく離されてゴール。

2022-04-15