第4回国士館大学競技会(6月30日)

2015年12月以来となる国士館大競技会の出場だったが、高い湿度が選手たちを苦しめた。それでも、春シーズン最後のトラックレースとあって、積極的に動く選手が多く、(記録はともあれ)上位でフィニッシュした選手のレースぶりには「一皮むけた」感があった。ここから夏合宿で、さらなる飛躍を遂げ、秋には「堂々と」Aチームで競い合う姿を見たいものだ。

(於:国士館大学多摩陸上競技場)扉の写真は室伏(右)と大木。

●男子5000m
<3組>
1着 鼡田章宏(国士館)14分53秒22
2着 久本駿輔(GRlob)14分57秒62
3着 中岡学土(亜大)15分07秒58
10着 井上開登(法1・早実)15分23秒39
21着 久保広季(人科2・早大佐賀)16分08秒78


3800mからペースダウンした井上(左)。久保は3200mから苦しくなり、終盤、失速した。

<5組>
1着 茂木凛平(スポ科2・早実)14分52秒94
2着 本郷 諒(商3・岡山城東)14分56秒18
3着 河合陽平(スポ科1・時習館)14分56秒68
5着 住吉宙樹(政経3・早大学院)14分57秒55
15着 茂原將悟(法1・高崎高)15分17秒34
17着 向井悠介(スポ科2・小豆島中央)15分25秒30
19着 植田航太(スポ科1・早実)15分21秒23


この競技場は照明が暗いので、立ち位置が悪いと、こんなわけのわからない写真になる。左の写真はまず先頭に立った植田。その後ろは(見えないが)向井、住吉、本郷。右の写真は、序盤を引っ張った向井(前)と住吉。


2400mからペースが遅くなったのをみて、3600mで、茂木(前)が一気に飛び出す。住吉も懸命につく。

<6組>
1着 大木皓太(スポ科4・成田高)14分32秒26
2着 安田博登(スポ科1・市立船橋)14分39秒55
3着 小澤大輝(明大)14分40秒31
9着 尼子風斗(スポ科4・鎌倉学園)14分43秒87
10着 室伏祐吾(商2・早実)14分45秒70
15着 佐藤皓星(人科2・幕張総合)14分51秒72
21着 黒田 賢(スポ科3・早実)15分05秒73


(左)3600mで集団を抜け出した大木が、そのまま逃げ切った。大木を追って、2着に飛び込んだ安田(右)も力の片鱗を見せてくれた。


尼子(左)も室伏(右)も大木が動いたあと、粘り切れなかった。


(左)佐藤、(右)黒田はなかなか結果を出せず、苦しんでいる。気負わずに、立て直してほしい。

<7組>
1着 曽根雅文(国士館)14分12秒80
2着 福田裕大(石川陸協)14分22秒11
3着 中嶋大樹(明大)14分24秒71
10着 山口賢助(文2・鶴丸高)14分35秒73


山口は、400m64秒、67秒という序盤の速いペースについていけず、最後方からのはレースになったが、2000m以降、ペースが落ちると、徐々に進出、故障明け2戦目としては、まずまずの記録か。

2019-07-02