関東インカレ(最終日・4月17日)

尻上がり、あるいは終わり良ければすべて良し。最終日、エンジのエンジンがトラックにロードに小気味良い音を響かせた(とくに800mは、3人が決勝に進出。吉田貴洋が3着。伊澤賢人、出口翔が6着、7着で11点を獲得)。
ハーフマラソンは中村信一郎、井戸浩貴、三井泰樹の3選手が焼けつくような暑さのなか、終始先頭集団を形成。終盤、中村は脱落したが、2人が入賞を果たした。井戸の快走もそうだが、三井の一歩も引かない激走ぶりが光を放つ。3年前、学連の10000m記録挑戦会で30分を切って「バンザイゴール」したとき以来の「爆発する喜び」。三井には失礼だと思うが、本当にびっくりした!

とはいえ、2部のハーフでは、1着・池田生成(青山学院)64分37秒、3着・馬場翔太(駒大)64分43秒、4着・下田裕太(青山学院)64分50秒と、井戸を上回る記録の日本人選手が3人もいたことを忘れてはならないだろう。さらなる高みを目指して「走れ! 早稲田魂」。

●ハーフマラソン
1着 ダニエル・ムイバ・キトニー(日大)64分57秒
2着 井戸浩貴(商3・龍野高)65分03秒
3着 高橋尚弥(東洋大)65分04秒
4着 木村 慎(明大)65分13秒
5着 寺内将人(東洋大)65分18秒
6着 佐藤孝哉(山梨学院)65分31秒
7着 聞谷賢人(順大)65分39秒
8着 三井泰樹(人科4・山形東)65分49秒
25着 中村信一郎(スポ科4・高松工芸)67分36秒

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15キロ手前の先頭集団。井戸の後ろに三井、その後ろに中村。

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18キロを過ぎて、井戸が仕掛ける。前から、井戸、寺内、ダニエル、高橋、佐藤、三井。

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ホームストレートで追いすがる高橋を振り切ってゴールする井戸。

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ゴール後、自ら手を叩いて「祝福?」する三井「至福」の瞬間。

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いい走りをしていた中村、最後は足にきたか、悔しい脱落。

2015-05-17