リベンジのお膳立てはできた!大迫A標準突破!(4月28日)

日本選手権までに世界選手権A標準を突破しておく!と、強い思いでアメリカに渡った大迫が、カーディナル招待10000mで、狙い通りA標準(27分40秒)を切る27分38秒31をマーク。昨年の日本選手権でわずかながら後塵を拝した佐藤悠基にも先着し、代表に最も近い男になった。昨年のリベンジを果たすべく、いざ「味スタ」へ!

(扉の写真、下の写真は昨年の日本選手権10000m)

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昨年は、ラスト勝負では分が悪いと判断した宇賀地(上の写真右端)がまず飛び出し、すかさず佐藤、大迫、宮脇(下の写真後ろ)が追うという展開になった(残り1周)。

●カーディナル招待10000m
1位 ベン・ローレンス(オーストラリア)27分37秒55
2位 大迫 傑(スポ科4・佐久長聖)27分38秒31
3位 佐藤悠基(日清食品グループ)27分39秒50
12位 宇賀地強(コニカミノルタ)27分55秒27
17位 宮脇千博(トヨタ自動車)28分33秒23
28位 清水大輔(カネボウ)29分31秒59

昨年の日本選手権上位4人は、佐藤、大迫、宮脇、宇賀地の順だった。今年はどうなるのか? 佐藤悠基もA標準を突破したので、B標準突破選手の世界選手権代表選出はありえず、A標準+日本選手権優勝は無条件で代表選出。そのほか、陸連派遣設定記録(27分28秒30)突破+日本選手権入賞。A標準+日本選手権3位入賞という条件が残され、複数名選出の可能性も出てきた。大迫にとって、条件は十分すぎるくらい整ったといえるだろう。今から、ワクワクしてくるぞ!

2013-04-30