第97回日本陸上競技選手権大会最終日(6月9日)

山本修平の出場した5000mは、中盤まで昨日の10000mとほぼ同じラップを刻む予想通りのスローペース。2900mで、たまらず山本が先頭に立ち、レースを引っ張った。これで、レースが動き、鎧坂と菊地賢人(コニカミノルタ)が3200mで飛び出し、たちまち縦長の展開になった。山本は突然のペースアップに反応できず、後退。4000mからは足がとまったが、失速することなく、粘りに粘ってゴール。まだまだ本調子から遠いものの、上昇機運に乗っていきそうな気配を感じさせるレースだった。

●男子5000m決勝
1位 星 創太(富士通)13分49秒57
2位 鎧坂哲哉(旭化成)13分49秒63
3位 上野裕一郎(DeNA RC)13分51秒13
15位 竹澤健介(姫路市陸協)14分06秒57
23位 山本修平(スポ科3・時習館)14分22秒15

折り返しYT
味スタのある飛田給といえば、東京オリンピックのマラソン折り返し地点として知られている(後方に見えるのが味の素スタジアム)。右の写真は竹澤(319)の横につき1000mを通過した山本(中央が優勝した星)。

3000
山本は、2900mから先頭に立ち、3000mを通過。

4200Y
3600m以降は動きが悪くなり、気力だけで粘る(4200m過ぎ)。

4200T
独自の道を歩む決意をした竹澤の復活を願っているファンはまだまだ多いゾ!

2013-06-09