大迫傑、堂々の2冠でリオへ(第100回日本選手権陸上)

日本選手権ではなかなか勝てなかった大迫傑が、4年かけて、ようやくチャンピオンに輝いた。それも、10000mと5000mの2冠だ。身体もたくましくなり、米国でのトレーニングの成果が確実に実っていることを感じさせた。リオでの活躍に期待しよう! (於:名古屋市・パロマ瑞穂陸上競技場)

●男子5000m(6月26日)
1着 大迫 傑(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)13分37秒13
2着 上野裕一郎(DeNA)13分39秒23
3着 大六野秀畝(旭化成)13分39秒52
22着 竹澤健介(住友電工)14分57秒66

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市田孝(旭化成)が、設楽悠太(Honda)が、上野が、大六野(写真前)が……次々に先頭が入れ替わっても大迫はそのペースにしっかり乗って、動じない。ラスト500mで抜け出すと、一気に引き離し(扉の写真)、そのままゴール。強い、強い!

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1000m過ぎに、集団から遅れはじめた竹澤。果たして「トラックの貴公子」の復活はあるのか。

●男子10000m(6月24日)
1着 大迫 傑(ナイキ・オレンジ・プロジェクト)28分07秒44
2着 村山紘太(旭化成)28分16秒58
3着 設楽悠太(Honda)28分17秒51
20着 山本修平(トヨタ自動車)29分57秒70

2016-06-28